【読書記録】藤森かよ子氏著「馬鹿ブス貧乏で生きるしかないあなたに愛をこめて書いたので読んでください」の感想
こんにちは。アクセスいただき、ありがとうございます。
アラサー独女の生きるために何ができるの?の管理人です。
さてさて、今日は読書記録です。
管理人は、通勤時間は読書に当てているので、年間でそれなりに本を読みます。
でも、最近内容が定着していないと感じるようになりました。折角読んでいるのに、勿体ないということで、「本から得たこと」と「その時感じたこと」をまとめて見ようと思いました。
ちなみに、本はちゃんとご自身で読んでいただいて、それぞれで消化いただきたいと思っているので、内容については、ほとんど書きません。
今回の本は、藤森かよ子さんが 執筆された、
「馬鹿ブス貧乏で生きるしかないあなたに愛をこめて書いたので読んでください。」
を取り上げます。
作者の藤森かよ子さんについては、にわか読者が憶測で書くよりも、ご本人のブログがあるので、そちらをご参照ください。
感想・学び
まず、目を引くのがタイトルです。
管理人は、このキャッチーなタイトルに惹かれて購入しました。
・馬鹿
・ブス
・貧乏
と三大パワーワードが盛り込まれています。
タイトルだけではなく、本文にも出てきます。
読んでいるうちに、心にグサグサ刺さります。
読み終わる頃には、「自分は仕事も人生も、何気に上手くやれているのでは」と思っていたことは、単なる勘違い・慢心であったと、気付かされました。
自分が「馬鹿ブス貧乏」だと自覚できて、最後には、努力しようと前向きな気持ちになれました。
この本は、ひたむきさ・愚直さの大切さを改めて認識させてくれます。
例えば、仕事で自分の担当以外で仕事が発生したとしても、自分の仕事でないとヘソを曲げるのではなく、不幸の先どりをしたと思って愚直にこなす。日々のこうした積み重ねが後々効いてくると。
これって、過剰に自信があるとできないと思います。
自分がやるまでもないと、思ったりして。自分にもどこかでどうしようもないときがくると想定しているから、ここは我慢するという、発想ができるのです。
特に取り柄もない凡人は、必死になって一発逆転の楽を探すのではなく、
日々できることをやる愚直さが、最終的には、悪くはない人生に導くのだと。
管理人は、この本を読む前までは、いい人生を送ることに執着して、消耗し、
結局何努力をもしない日々を過ごして、自己嫌悪に陥っていました。
読了後、悪くない人生を目指して、自己認識を下げるところからスタートして、少しでもできることを実践したら、自己肯定感が上がって、いい人生を目指していただ時よりも、心が安定しています。
「馬鹿ブス貧乏で生きるしかないあなたに愛をこめて書いたので読んでください。」は
愚直にできることを実行する心掛けを思い出させてくれる、戒めの一冊なのではないでしょうか。
こんな人におすすめ
漠然と今後の人生に対して不安を覚えている人
人生の先輩の赤裸々なエピソードが、
生きる上でのヒントとして、とても説得力があります。
管理人は、未来に対して不安になるのは、「どうなるのか」が想像できないからだと思っています。この本は藤森かよ子さんご自身の経験が元になるので、
現実的で(特に女性の身体の変化など)、落とし込みやすいです。
まだ経験したことがない未来に対して準備をするための知恵を授けてくださる本なので、ご自身の中で不安が堂々巡りをしている方には、良いのではないでしょうか。
もう一つ、おすすめ点をあげると、アドバイスの具体性です。
この本には、平凡女子の人生戦略が至極具体的に書かれています。具体的で、今すぐにでも実践できる。(トイレ掃除の話とかね。)
確かに、人生の目的とかゴールとかって大事だとは思います。
でも、そこを考えたりするのは、一朝一夕にはできないですし、
体力・思考力を奪われます。仮に、人生の目標が立てられたとしても、
今の現実の自分とのギャップを目の当たりにして、落ち込んで、活力がなくなるみたいなことあります。そして、何もできずに無為に時間を過ごした時の自己嫌悪の負のループ。
でも、この本のアドバイスってとても簡単で、すぐに実践できます。
藤森かよ子さんは、国語力をつけるために読書を勧めているのですが、
巻末には、参考文献として、読書リストがあって、「何から読めばいいか分からない」ではなく、とりあえず、読んでみようと、アクションまでのハードルが下げられています。
結局、自分で動いくことでしか、人生に対する不安を払拭できないので、具体的なアドバイスは、「なんとなく不安だけど、何をしたら良いか分からない」方にとって、とても心強いのではないでしょうか。
今回は、藤森かよ子さんの「馬鹿ブス貧乏で生きるしかないあなたに愛をこめて書いたので読んでください」の感想とおすすめポイントについて書きました。
自分で読んでいるだけだはなく、人に紹介するとなると、また別の角度から、本をみることになって新鮮でした。しばらく読書記録を続けてみたいと思います。
興味が出てきた方のために、最後にAmazonのリンク貼っておきます。
この本を読んだことがある方、ぜひコメントお待ちしております。
また、そのうち読書会も開催してみたいと思っているので、共有したい本が有りましたら、そちらもコメントよろしくお願いします。
それでは、最後までお付き合いくださり、
ありがとうございました。